先日は、硬水のメリット、デメリットのお話をさせて頂きました。
引き続き、硬水で洗った髪のヘアカラーについて書いていきます。
日本の水質は『軟水』です。タイの水質は『硬水』です。
硬水で洗った髪は1週間でも硬くギシギシ、ゴワゴワになってしまいます。
硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムが、髪の毛のタンパク質に付着してしまい、
直ぐに髪質を変えていくのですね。
ヘアカラーも日本と感覚が違う事を理解して施術しなければなりません。
顕微鏡でキューティクルや髪の状態を見たいものです。(笑)
カラーチャートを見て、このくらいになるであろう設定をしても、
それよりも断然、暗くなってしまい、明るく発色してくれません。
オキシ(2剤・2剤・過酸化水素)も、日本では6パーセントが最大ですが、
こちらタイでは、9%~12%が存在しています。
標準がこの濃度の様ですが、こんなに刺激の強いものに日本人の肌には合うのでしょうか?
結果的に。。。何も問題ない様です。それ程変わらないとの事です。
それは、硬水で洗った髪、ミネラルが付着してある意味、太くなった髪だからなのでしょう。。。
頭皮にも付着しているからなのでしょう。(私の見解です。)
海外でのCOLOR剤は、硬水で暫く洗った髪に施した方がよろしいですね。
日本から来てすぐに染めると・・・考えると怖いです!!(*_*)