クエン酸
暑さで食欲が低下、免疫力が落ちて風邪をひいたり、慢性的な倦怠感が続くなどバテないために摂りたい栄養素のひとつです。
人間は生きるためにエネルギー源となる栄養素を酸化分解して、化学的エネルギーを取り出し、生命活動を行っています。
このエネルギーは細胞のミトコンドリアの中で「クエン酸回路」というエネルギー生産工場で作られます。
クエン酸回路が上手く回らないと、エネルギー不足が生じ、疲労や倦怠感など身体の不調が引き起こされます。
クエン酸回路をスムーズに回すには、クエン酸を摂取する事です。
またクエン酸回路において重要な枠割をはたしているビタミンB1も必須です。
クエン酸が豊富な黒酢や梅干しと共にビタミンB1 が豊富な豚肉や大豆製品を一緒に摂ってクエン酸回路を潤滑に回して、バテ予防をしましょう。
また、クエン酸には疲労回復、血流改善、ミネラルの吸収促進、アンチエイジングの効果、癌の予防、美肌効果、痛風の予防などの効果もあります。
クエン酸を多く含む食べ物といえば、レモン、グレープフルーツ、アセロラ、イチゴ、ライム、梅干し、酢などです。
積極的にクエン酸を摂っていきたいですね。